出っ歯はインビザラインで治療できる?費用や期間も解説!

歯のコラム 2024年07月24日(水)

こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

インビザラインは、透明のマウスピースで歯列を矯正する目立たない矯正方法です。出っ歯を改善したいと思っていても、ワイヤー矯正は目立つためインビザラインを検討している方もいるでしょう。

しかし、インビザラインは全ての歯列を矯正できるわけではありません。

今回は、出っ歯の原因や放置するリスク、インビザラインで治療するメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。

出っ歯とは?

出っ歯は歯科用語で上顎前突と呼ばれ、上顎の前歯が通常よりも前方に出ている状態です。横から見ると、上顎の前歯が飛び出ているように見えます。

出っ歯の状態には個人差があります。軽度であれば問題ありませんが、重度になると上下の唇をしっかりと閉じることが難しくなります。力をいれて口を閉じようとすれば、口元が歪んでしまうこともあるでしょう。

どうして出っ歯になるの?

出っ歯になる原因ついてみていきましょう。

遺伝

顎や歯の大きさ、骨格などは遺伝します。出っ歯が遺伝するわけではなく、骨格の状態が遺伝することが関係します。出っ歯になりやすい骨格の遺伝と、環境要因が組み合わさることで出っ歯になると考えられます。

顎骨のバランスが悪い

上顎全体が前に出ており、下顎が後ろに下がっていると出っ歯になります。下顎が小さい場合や、子供の頃に下顎の成長があまり進まなかった場合には、顎骨の位置がズレて出っ歯になるリスクがあります。

日常の習慣

前歯を舌で押す、前歯で舌を噛むといった癖があると、出っ歯になりやすいです。また、子供の頃に、指しゃぶりや爪を噛む癖があると、歯が押されるので出っ歯になるリスクが高まります。

出っ歯を放置すると

出っ歯を放置すると、さまざまなリスクがあります。出っ歯を放置することで生じるリスクを紹介します。

虫歯や歯周病のリスクが高くなる

出っ歯の場合、口が自然に閉じにくいので口呼吸になりやすいです。唾液は細菌の増殖を抑制する役割を担っていますが、口呼吸だと口腔内が乾燥するので虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。

前歯を損傷しやすくなる

出っ歯は前歯が突出しているため、転倒や衝突が起こった際に前歯が欠けたり折れたりするリスクが高いです。前歯が損傷した場合、抜歯をしなければならない可能性もあります。

奥歯に影響が出る

出っ歯になっていると前歯で噛むことができず、奥歯の負担が大きくなります。奥歯に負担を掛け続ければ、いずれ奥歯を失うかもしれません。

奥歯が失われると噛み合わせのバランスが崩れるため、顎に負担がかかって顎関節症になるリスクもあります。

感染症にかかりやすくなる

出っ歯によって口を閉じられずに口腔内の乾燥が続けば、感染症のリスクが高まります。口腔内が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなるため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

出っ歯はインビザラインで治療できる?

出っ歯はインビザラインでも治療が可能です。

ただし、インビザラインは全ての症状に対応できるわけではありません。インビザラインは歯の形に合わせて作られたマウスピースで歯を少しずつ動かしていくため、場合によってはインビザラインだけでは治療が難しいケースもあります。

インビザラインだけで治療が難しい場合は、ワイヤー矯正や外科矯正なども組み合わせて治療を行います。

出っ歯をインビザラインで治療するメリット

出っ歯を矯正する方法には、インビザラインだけではなくワイヤー矯正などもあります。出っ歯の治療にインビザラインを選ぶと、どのようなメリットがあるのでしょうか。

矯正器具が目立たない

歯列矯正をしたくても、矯正器具が目立つことに抵抗があるという方も多いでしょう。

インビザラインならば矯正器具は目立ちません。透明の薄いマウスピースを装着するため、矯正していることは分かりにくいというメリットがあります。

ワイヤー矯正は口を開けると矯正していることが分かるため、矯正していることに気づかれたくない方はインビザラインを選ぶ傾向があります。

取り外しができる

インビザラインでは、取り外しができる矯正器具を使用します。

食事の際には取り外せるため、ワイヤー矯正のように矯正器具に食べ物が挟まることはありません。歯磨きも取り外ししてできるので、通常通りに行えます。

ワイヤー矯正の場合、矯正器具の周辺に磨き残しがあって虫歯や歯周病が起こるリスクがありますが、インビザラインはそれらのリスクを低減できるでしょう。

治療の痛みが少ない

ワイヤー矯正は、歯を動かすための力が強いので痛みを感じやすいといえます。インビザラインは弱い力で少しずつ歯を動かすため、ワイヤー矯正よりも痛みは軽減されます。

出っ歯をインビザラインで治療するデメリット

出っ歯をインビザラインで治療する場合、メリットばかりがあるわけではありません。治療を受ける前に、デメリットについても確認しておきましょう。

治療できない場合がある

インビザラインは全ての歯列に対応しているわけではないので、出っ歯の状態によってはインビザラインの治療が難しい場合があります。無理にインビザラインのみで治療しても、綺麗な歯並びにならない可能性があります。治療期間長期に渡るリスクもあるでしょう。

出っ歯の治療では、ワイヤー矯正や外科矯正を組み合わせることもあるため、まずは歯科医師に相談してみましょう。

治療に時間がかかる場合がある

インビザラインは少しずつ歯を動かしていく矯正治療です。歯の状態によっては、綺麗な状態へ導くことに時間を要します。

インビザラインは治療開始前に治療のシミュレーションを行うため、治療期間については医師に確認すると良いでしょう。

適切に装着しなければならない

インビザラインを治療計画通りに進めるためには、マウスピースを適切に装着しなければなりません。マウスピースの装着時間の目安は1日20~22時間です。食事と歯磨き以外の時間は装着しなければなりません。

また、矯正治療中に虫歯や歯周病ができれば治療が中断され、虫歯や歯周病の治療が優先されます。歯の形が変わると、マウスピースの作り直しが必要になることもあります。

インビザラインで出っ歯を治療する方法

マウスピース矯正

インビザラインで出っ歯を治療する方法は、抜歯の有無で異なります。

抜歯をする場合

歯を並べるスペースが大きく足りていない場合、抜歯によって歯が移動できるスペースを確保します。少しずつ歯を移動させることで、歯を綺麗に並べます。

抜歯をする場合は、前歯から数えて4本目にある小臼歯を抜くことが多いです。小臼歯は前歯と奥歯の中間にあるため、歯の移動量を最小限に抑えて矯正できます。

抜歯をしない場合

抜歯をせずにインビザラインで出っ歯を治療する場合、奥歯から順に少しずつ後ろへ移動させてスペースを作ります。歯の側面をごくわずかに削ってスペースを確保するIPRを行うこともあるでしょう。

歯を抜かずに歯を動かせるスペースを確保できる場合には、抜歯なしで治療を行えます。

インビザラインで出っ歯を治療する場合にかかる期間

インビザラインで出っ歯を治療する場合にかかる期間には、個人差がありますが2年程度が目安です。軽度の出っ歯であれば、1年~1年半で治療が完了することもあるでしょう。

矯正治療が終わった後は、2年ほどの保定期間もあります。保定期間は歯並びが後戻りしないようにするための期間で、リテーナーと呼ばれる装置を装着します。

インビザラインで出っ歯を治療する場合にかかる費用

カラフルな背景と白い電卓

インビザラインで出っ歯を治療する場合にかかる費用は、部分矯正と全体矯正で異なります。部分矯正ならば50万円前後、全体矯正ならば80~130万円が費用相場です。

インビザラインの治療には保険が適用されないため、全額が自己負担になります。治療費が高額になるため、歯科医院によっては分割払いやデンタルローンに対応していることもあります。

まとめ

出っ歯はインビザラインで治療できますが、症状によってはワイヤー矯正や外科矯正と併用して治療する必要があります。出っ歯を改善することは、見た目の美しさを保つだけではなく、口腔内や体の健康のためにも大切です。

出っ歯の状態によって治療方法や治療期間が異なってくるため、まずは歯科医院で相談してみてください。

インビザラインでの出っ歯の治療を検討されている方は、千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、インプラント治療やマウスピース矯正(インビザライン)、小児歯科、ホワイトニングなど、さまざまな治療に力を入れています。ホームページはこちらWeb診療予約 も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。