インビザラインのマウスピースを清潔に保つ!お手入れ方法を解説!

歯のコラム 2024年07月10日(水)

こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

Transparent dental orthodontics to correct dental alignment on hand.

インビザライン矯正は、目立ちにくく取り外しができる点が大きなメリットです。

しかし、マウスピースのお手入れをしなければ、細菌が繁殖して虫歯などさまざまなトラブルの原因になるでしょう。取り外しができるからこそしっかりお手入れを行い、清潔を保たなければならないのです。

この記事では、インビザラインのマウスピースを清潔に保つための注意点やお手入れ方法について解説します。

インビザライン矯正中にマウスピースのお手入れを怠ると

インビザライン矯正では、マウスピースを毎日20〜22時間以上装着する必要があります。お手入れを怠った不衛生なマウスピースを装着すると、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

マウスピースのお手入れを怠れば、主に以下の問題が起こります。

口臭の原因になる

マウスピースのお手入れを怠ると、口臭の原因になります。洗浄不足により歯垢などの汚れがマウスピースに蓄積すると、細菌が繁殖します。細菌が繁殖したマウスピースを装着すれば、歯や歯茎にも汚れや細菌が付着し、臭いを発することがあるでしょう。

矯正を開始してから口臭が気になるようになった場合、マウスピースのお手入れ不足が原因として考えられるでしょう。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

お手入れされていない不衛生な状態のマウスピースを使用し続けていると、細菌が繁殖して虫歯や歯周病を招く恐れがあります。

矯正治療中に虫歯や歯周病になった場合、それらの治療を優先するのが一般的です。矯正治療を中断して、虫歯や歯周病を治してから再開するので、インビザラインの矯正期間が長くなるでしょう。

また、治療によって歯の形が変わればマウスピースが合わなくなるため、マウスピースの作り直しが必要です。追加の費用がかかる可能性もあるので注意しましょう。

マウスピースが変色する

マウスピースを綺麗に洗浄していなければ、マウスピースの表面に食べ物の色素などが付着し変色します。

マウスピースが黄ばめば、装着した時に口元の審美性が低下します。目立ちにくい点がメリットのインビザラインを選択しているにも関わらず、マウスピースが黄ばみ透明性が失われることで矯正装置が目立つ可能性があるのです。

マウスピースが劣化する

マウスピースのお手入れを怠れば、マウスピース自体が劣化しやすくなります。マウスピースに汚れや細菌が付着した状態が続くと、変形しやすくなったり寿命が短くなったりするでしょう。

また、マウスピースが変形すると、再作製が必要になる場合もあります。マウスピースを新しく作るには時間と費用がかかり、治療期間も延長されるため注意が必要です。

インビザラインのマウスピースのお手入れ方法

Woman's hand holding an invisible brace made of silicone to clean it with running water under an open tap. Device for alignment of teeth. Oral health.

インビザラインのマウスピースを正しくお手入れすれば、前述したリスクなどを回避できる可能性が高くなります。以下、マウスピースのお手入れの手順をご紹介します。

マウスピースを外す

まずはマウスピースを外します。インビザラインのマウスピースは薄く柔らかいため、無理に外せば破損・変形を招く恐れがあります。傷付けないように、ゆっくり優しく取り外してください。

両手を使い、奥歯から前歯に向かって取り外すとスムーズに外せます。爪が長くて外しにくい場合には、マウスピースを外すための補助用具であるリテーナーリムーバーを使用すると良いでしょう。

汚れを流水で落とす

マウスピースを、水またはぬるま湯で優しく洗います。洗う際には、毛先が柔らかい歯ブラシなどを使用してください。インビザラインは凸凹があるため、指で洗うよりも歯ブラシを使用したほうが、細かい部分まで汚れを落とすことができます。

専用の洗浄剤で洗う

マウスピースの汚れや臭いが気になる場合には、専用の洗浄剤を使用します。洗浄剤はマウスピースを洗うために作られているため、効果的に汚れを落とせるでしょう。

使用方法に関しては、製品の説明書に従うようにしてください。つけ置き洗浄するタイプの場合は、つけ置き時間も必ず説明書の指示に従いましょう。

しっかり洗い流す

マウスピースを洗い終わったあとは、水で洗い流します。特に、洗浄剤を使用している場合は成分が残らないようにしっかり洗い流してください。

洗い流しが不十分だと、マウスピースの劣化や体調不良などを引き起こす恐れがあります。

乾燥させる

洗浄後は、清潔なタオルやペーパータオルで水気をふき取り、自然乾燥させます。水気をふき取る際には、丁寧にマウスピースを扱いましょう。強くこすると、マウスピースが破損する可能性があります。

また、水気が残ったまま専用ケースに保管すると、カビや細菌が繁殖します。そのため、マウスピースをしっかり乾燥させてから、ケースに戻しましょう。

マウスピースのお手入れをするときの注意点

マウスピースの誤ったお手入れは、口内トラブルやマウスピースの破損などを引き起こす原因になります。お手入れをする際には、以下の点に注意しましょう。

熱を与えない

マウスピースを洗浄する際には、熱湯の使用は避けてください。インビザラインのマウスピースは熱に弱いため、お湯で洗浄するとマウスピースの変形・破損を招く可能性があります。必ず水やぬるま湯(40度未満)で洗浄しましょう。

また、乾かす際にドライヤーの温風を使用するのも避けてください。優しくタオルなどで水分をふき取り、自然乾燥させましょう。

研磨剤入りの歯磨き粉を使用しない

研磨剤入りの歯磨き粉の使用は避けてください。歯磨き粉には汚れを落とすための研磨剤が入っているものが多いです。研磨剤入りの歯磨き粉を使用してマウスピースを洗うと、表面に傷がつく恐れがあるのです。

インビザラインの表面に傷がつけば、汚れや細菌が蓄積し、虫歯や歯周病を招く原因になります。マウスピースをより綺麗に磨きたい場合には、専用の洗浄剤を使用しましょう。

強くこすらない

インビザラインのマウスピースは薄く柔らかいです。そのため、強い力でこすって洗うと破損や変形を招く恐れがあります。

指で洗う場合には全体を優しく持ち、丁寧に汚れを落としてください。また、ブラシや歯ブラシを使用して洗う際には、毛が硬いものは避けましょう。毛が硬いと、マウスピースの表面に傷がつき、汚れが蓄積しやすくなります。

マウスピースのお手入れを行う頻度

マウスピースのお手入れは、毎食後に行うのが理想です。インビザラインのマウスピースは取り外すことができるため、食事の際には毎回外します。

食後マウスピースを装着する前に、歯磨きと併せてマウスピースのお手入れをすると、口腔内もマウスピースも清潔を維持できます。

しかし、外出先などで歯磨きやマウスピースのお手入れが難しい場合もあるでしょう。どうしてもお手入れできない場合は、食後にうがいやマウスウォッシュで口腔内を清潔し、マウスピースに菌や汚れが付着しないようにしてください。

毎食後のお手入れが難しい場合には、最低でも1日一度は丁寧にお手入れしましょう。睡眠中は唾液の分泌量が少なくなり細菌が繁殖しやすいため、就寝前に洗浄すると良いでしょう。

まとめ

インビザラインのマウスピースは、お手入れをしなければ虫歯や口臭などの原因になります。また、変形や破損の原因にもなります。変形や破損によってマウスピースを再作製することになると、治療期間が長引くため注意が必要です。

治療計画通りに矯正を進めるためにも、マウスピースのお手入れをしっかり行って清潔に保ちましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。