インプラント治療後のメンテナンスでは何をする?内容や頻度を解説!
こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

インプラント治療は手術が終わって人工歯を被せたらそれで終了ではなく、治療後も定期的なメンテナンスが必要です。
しかし「治療が終了しているのにメンテナンスを受けるのは面倒」「何をするのかわからないから不安「という方もいます。
本記事では、インプラント治療後にメンテナンスをなぜ受けるのか、どのようなことをするのかについて詳しく解説します。現在インプラント治療中であり、今後のメンテナンスについて知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
インプラント治療後にメンテナンスを受ける理由
インプラント治療後のメンテナンスは、インプラント治療と同様に非常に重要であると考えられています。インプラント治療後にメンテナンスを受ける理由は、次の通りです。
インプラント周囲炎を予防する
インプラント治療後にメンテナンスが必要な最大の理由は、インプラント周囲炎を予防するためです。インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の組織が炎症を起こす病気です。
インプラント周囲の粘膜組織が炎症を起こすのにとどまらず、歯周ポケットが深くなっていたり、膿が排出されたり、インプラント周囲の骨が吸収されていたりする場合、インプラント周囲炎と診断されます。
日本でのインプラント周囲炎の発症率は9.7%と低いものの、インプラントによる合併症では高い値となっています。インプラント周囲炎の原因は数多くありますが、口腔衛生の悪化が指摘されており、定期的にメンテナンスを受けていない方は発症率が高いことが分かっています。
インプラント周囲炎になれば、インプラントが抜け落ちたり新たなインプラントが埋入できなくなったりするため、メンテナンスは非常に重要です。
口腔内の異常を早期に発見できる
定期的にメンテナンスを受けることで、インプラントあるいはほかの歯の異常を早期に発見できます。選ぶ素材にもよりますが、人工歯は歯垢が付着しにくいものが多いです。
しかし、その周囲の歯に歯垢が付着して虫歯や歯周病となるリスクはあります。定期的にメンテナンスを受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・早期改善につながり、口の中の健康を維持できるでしょう。
メーカー保証を受けるため
インプラントのメーカーが保証期間を設けているため、保証期間内の破損は、無料あるいは安い価格で修理をしてくれます。インプラントのメーカー保証を受けるためには、メンテナンスを受けていることが条件の場合が多いです。
そのため、インプラントのメンテナンスを受けていないと、もしもインプラントが保証期間内に破損しても保証が得られなくなるのです。
インプラント治療後のメンテナンスでは何をする?

インプラント治療後のメンテナンスについて、何をするかわからず不安という方もいるかもしれません。ここからは、インプラント治療後のメンテナンスでは何をするのかを解説します。
歯周ポケットの深さの測定
視診・触診・プローブなどを用いて歯周ポケットの深さを測定します。歯周ポケットが深くなっているとインプラント周囲炎になる可能性も高まるため、歯周ポケットのチェックは重要です。
ほかにも、歯周ポケットを測定しているタイミングで出血の有無や排膿の有無を調べていきます。
インプラントの状態をチェックする
埋入した時の状態から、インプラントが大きく変化をしていないかをチェックします。インプラントの状態やねじの締まり具合、噛み合わせ、骨吸収の有無や痛みなどを確認します。
チェックのときには、専用器具を使ったりレントゲンを使ったりすることが多いです。費用についてはメンテナンス代に含まれているところもあれば別途請求のところもあるため、レントゲン使用の有無は歯科医院に相談しましょう。
歯全体の状態チェック
インプラント埋入部分だけでなく、歯全体の状態をチェックします。インプラントを入れた歯の対合歯はインプラントの力に耐えられずに損傷したり痛みがでたりする可能性があるのです。
また、隣接する歯も傷む可能性があるので、歯全体の状態も視診で確認するのが一般的です。
クリーニング
歯全体のクリーニングは、メンテナンスのときに必ずおこなわれます。インプラント体に付着したプラークや歯石を、専用の機械を使って除去します。
インプラント体が埋入していないところもクリーニング対象です。口内を清潔に保つことが、インプラントを長く使うためには重要なのです。
ブラッシング指導
定期的なメンテナンスのタイミングは決められています。頻繁に何度も受けるものではないので、インプラントを良好に保つには家でのセルフケアが重要です。
メンテナンスのタイミングでブラッシング指導を受けることで、家でのメンテナンスをよりしっかりと行えるようになります。
ブラッシング指導は、とくにメンテナンスで磨き方を注意してほしいと歯科医師や歯科衛生士が判断した方に行われることが多いです。すべての方におこなわれるわけではありませんが、インプラント後の口腔ケアは非常に重要なので一度受けるとよいでしょう。
インプラントのメンテナンスを受ける頻度

メンテナンスを受ける頻度は人によって異なります。歯磨きがしっかりできていて口腔清掃状態が良好であり、インプラントや人工歯、その周囲に問題が無い方であれば、一般的には4~6か月に一度の頻度で問題ないでしょう。
ただし、インプラント周囲組織の状態や、歯周組織の状態、口腔内の清掃状態によっては、1~3か月程度と指定されることもあるでしょう。この期間については明確なエビデンスがないので、歯科医院の方針によって決められることが多いです。
インプラントのメンテナンスにかかる費用
インプラントは自費診療となるため、インプラントのメンテナンス費用も歯科医院によって異なります。一般的には1回あたり3,000~10,000円程度が相場です。
メンテナンス費用は、インプラントの治療費に一括で含まれているところもあれば、その都度支払うところもあります。また、別途レントゲン代などがかかることもあるため、インプラントのメンテナンス費用についてはインプラントの治療前に確認しておくとよいでしょう。
費用がかかってもメンテナンスは重要
「インプラントの治療に十分な費用をかけたから、メンテナンスにまで費用をかけたくない」とメンテナンスを受けることを躊躇する方もいます。
しかし、インプラント治療後のメンテナンスは非常に重要です。上述したように、メンテナンスを受けていなければトラブルにつながる可能性があり、何らかのトラブルがあった場合に保証を受けられないこともあります。
メンテナンスを受ておらずインプラントが破損した場合、インプラントのメンテナンス費以上に費用がかかるでしょう。そのため、費用がかかってもメンテナンスは定期的に受けてください。
まとめ

インプラント治療後はメンテナンスを受けることで、治療直後と遜色ない状態でインプラントを維持できます。また、インプラントの保証を受けるにはインプラントのメンテナンスを受けていることが条件となるため、必ず受けましょう。
インプラントのメンテナンスでは、インプラントのチェックのほか、口の中全体のチェックやクリーニングまでおこないます。定期的にメンテナンスを受けて口の中全体の状態を良好に保ちましょう。
インプラント治療後のメンテナンスの頻度は歯科医院によって異なります。治療を受ける前に、必ず歯科医院に確認しておきましょう。
インプラントを検討されている方は、千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

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■この記事の監修者
高橋 克彦 院長
経歴
- 1997年 昭和医科大学 歯学部 卒業
- 2003年 ブライト歯科クリニック 開院
- 2008年 アール歯科・矯正歯科 開院
- 2010年 医療法人社団 優勢会 理事長就任
- 2011年 ABC歯科クリニック 開院
- 2014年 One’s歯科クリニック 開院
修了研修・学会等
- 元 昭和大学歯科理工学教室特別研究生(宮崎教授)
- 日本歯科医師会会員
- 千葉県歯科医師会会員
- 千葉県歯科医学会認定歯科医
- 厚生労働省認可臨床研修指導医
- 臨床歯科麻酔管理指導医
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- インビザライン プラチナエリートプロバイダー
- 国際歯科美容外科認定医
- 国際空手道 極真会館 協力医
- ITIインプラント認定(ストローマン・ジャパン)
- アストラテックインプラント認定
- カムログ インプラント認定
- ノーベルバイオケアインプラント認定
- 米国州立インディアナ大学歯学部AFFILIATE FELLOW IN IMPLANTOLOGY(同窓会会員)
- 米国州立インディアナ大学歯学部歯周学インプラント科 FELLOW(研究員)
- 米国州立インディアナ大学医学部解剖学 顎顔面頭蓋部臨床解剖認定医
- 米国州立インディアナ大学医学部麻酔科 頭蓋部認定医
- 米国州立インディアナ大学歯学部矯正科 認定医
- IMPLANT RESARCH FELLOW(客員研究員)
- ALL ON 4 academy
- 日本アライナー矯正歯科研究会
- SHINING3D公式アンバサダー