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Blog Blog インプラント治療は痛い?対処法と治療後の過ごし方を解説!

こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

  • インプラント治療は痛い?対処法と治療後の過ごし方を解説!

インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯を取り付ける治療法です。審美性が高い点や安全性から、近年多くの方に選ばれています。

しかし、インプラント治療は、歯茎の切開やドリルを使用したインプラント埋入など、外科手術を伴います。術中や術後に痛いと感じることはないのか、気になる方が多いのではないでしょうか。

今回は、インプラント治療は痛いのかどうか解説します。対処法や治療後の過ごし方などもご紹介するので、インプラント治療を検討されている方はぜひ参考にしてください。

 

インプラント治療は痛い?

 

結論からお伝えすると、インプラント治療で痛いと感じるときはあります。

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯を装着して失った歯を補う治療です。歯茎を切開して顎の骨に穴をあけるので、痛みは避けられないでしょう。

治療中は局所麻酔を使用するため痛みませんが、術後や抜糸のタイミングなど、痛いと感じることがあります。あらかじめ痛いと感じるタイミングや対処法を知ることで、落ち着いて治療を受けられるでしょう。

 

インプラント治療で痛いと感じるタイミング

 

インプラント治療で痛いと感じる主なタイミングは、以下のとおりです。

手術当日

手術中は麻酔を使用するため、痛いと感じることはほとんどありません。

しかし、麻酔を注射するときや、麻酔が切れたあとは痛いと感じるでしょう。

インプラント治療では、歯茎の切開や骨の切削を伴います。麻酔の効果が切れると痛いと感じる方が多いです。

手術後2〜5日

手術後2〜5日は、歯茎の痛みや腫れ、出血などが生じます。特に、歯茎は切開や縫合をしているため、腫れや炎症が顕著です。

また、人工歯根をドリルで埋め込むため、骨に負荷がかかり炎症を引き起こすこともあります。術後数日間は、食事や歯磨きのときに痛いと感じやすいです。

術後は痛み止めや抗生物質が処方されるので、忘れずに飲みましょう。

手術後3〜10日

骨造成も行った場合、手術後10日ほどまで痛いと感じるでしょう。

骨造成とは、顎の骨を増やすための手術です。インプラントを埋め込む顎の骨の厚さが不足している場合に行います。

補充した骨が定着しようとすることで、発熱や痛みが生じる場合もあります。通常のインプラント手術よりも手術範囲が広くなるため、痛みや腫れが大きくなりやすいです。

術後3〜4日をピークに、10日前後続く可能性があるでしょう。

骨造成をする場合は、通常のインプラント手術と比較して、より強い痛みや腫れが長期間続きます。

抜糸

抜糸をする際は、チクチクとした痛みが生じます。

インプラント手術では、切開した歯茎の縫合を伴います。傷が安定したら、縫合した糸を抜く工程が必要です。

引っ張る際に力が加わるため、治癒途中の傷が痛む場合があるでしょう。歯茎の中を糸が抜けていく違和感を覚える程度の方が多いので、過度な心配は必要ありません。

基本的に、抜糸時に麻酔は使用しません。表面麻酔で感覚を鈍くさせて抜糸を行う歯科医院もあります。

抜糸は術後7~10日後に行われます。チクチクとする程度ですが、痛みが不安な方は歯科医院に相談するとよいでしょう。

 

インプラント治療後に痛みがあるときの対処法

 

 

  • インプラント治療は痛い?対処法と治療後の過ごし方を解説!

前述したとおり、インプラント治療後には痛みが生じます。特に、手術後2〜5日は強い痛みを感じやすいです。

本項目では、痛みがあるときの対処法をご紹介します。

痛み止めを服用する

術後に痛いと感じるときは、痛み止めを服用しましょう。

術後は、痛み止めや抗生物質が処方されます。指示された期間中は、忘れずに飲み続けることが重要です。

個人差はありますが、痛み止めを服用すれば日常生活に支障が出ない程度の痛みにまで緩和できます。術後の痛みは2~5日程度、遅くても1~2週間で治まるでしょう。

術後2週間が経過しても痛い場合、治癒過程で生じる痛みではない可能性があります。歯科医師に早めに相談しましょう。

患部を冷やす

痛みが続く場合は、患部を冷やしてください。炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。

術後の歯茎は、炎症が起こります。治癒するために起こる正常な反応ですが、特に手術を受けた日の夜は痛みや腫れが強いでしょう。

水で濡らしたタオルで優しく冷やして対処してください。

しかし、冷やしすぎることは避けてください。回復を阻害する要因になります。

氷を直接当てるなどは行わず、濡らしたタオルや保冷剤を包んだタオルを頬に当てて冷やしましょう。

 

インプラント治療後の過ごし方

 

インプラント治療後の過ごし方によって、回復の早さや痛みの改善度合いが大きく変わります。また、術後の患部は非常に繊細です。

以下の内容に注意して過ごしましょう。

患部への刺激を避ける

患部に刺激が加わると、傷の治りが遅れる、感染症のリスクが高まるなど、さまざまな問題を引き起こします。

具体的に避けるべき行為は、以下のとおりです。

・患部を触る
・硬い・辛い食べ物を食べる
・強くうがいする

患部を指や舌で触ると、指に付着した細菌に感染する可能性があります。患部が気になるかもしれませんが、触らないようにしましょう。

硬い・辛い食べ物は患部を傷つけやすいです。術後2〜3日はおかゆやうどんなど、柔らかく刺激のない食べ物を選択するとよいでしょう。

また、患部に血の塊ができる場合があります。細胞が再生するために必要なものなので、決して触らないでください。

剥がれると余計な出血を引き起こし、痛みや腫れが増強するリスクがあります。

術後の幹部は非常に繊細です。術後数日間は、患部への刺激は避けましょう。

血行がよくなる行動を控える

術後数日間は、血行がよくなる行動は控えてください。炎症が悪化する可能性や、患部が腫れる可能性があります。

具体的に避けるべき行為は、以下のとおりです。

・激しい運動
・入浴
・飲酒
・喫煙

手術から2〜3日は、水泳やジョギングなどの運動は避けましょう。入浴はぬるめのシャワーで行います。

また、飲酒も血行を活発にします。痛みを引き起こす可能性があるため、しばらくは禁酒しましょう。

喫煙は血行をよくする行為ではありませんが、歯茎の血流が悪化して回復が遅れる可能性があります。インプラント治療を受ける場合は、禁煙したほうがよいでしょう。

治療した部位を使用しない

手術した部位の治癒を阻害しないために、治療した部位の使用は控えてください。

インプラントを埋入した周辺は炎症を起こしています。咀嚼による刺激が炎症を悪化させるため、反対側で噛みましょう。別の部位で咀嚼することで、スムーズに回復します。

 

インプラント治療後に痛みが続くときは

 

 

  • インプラント治療は痛い?対処法と治療後の過ごし方を解説!

前述したとおり、インプラントの手術後には痛みや腫れが生じます。一般的には1〜2週間ほどで落ち着きますが、痛みが続くこともあるでしょう。

処方された痛み止めを服用しても痛みが落ち着かない場合は、以下の原因が考えられます。

・感染症
・インプラントの位置のズレ
・インプラントの破損

いずれの場合も、歯科医院で処置を受ける必要があります。術後2週間が経過しても痛い場合は、歯科医院を受診しましょう。

また、治療後に以下の症状が現れた場合にも、ためらわずに受診してください。

 

・痛み止めが効かない
・薬による副作用が激しい
・唇や口の周りがしびれる
・よだれが止まらない
・鼻から血や膿が出ている

上記の症状が現れた場合、手術部位にトラブルが起こっている可能性や、薬が体に合っていない可能性があります。早急に受診しましょう。

 

まとめ

 

 

  • インプラント治療は痛い?対処法と治療後の過ごし方を解説!

今回は、インプラント治療の痛みについて解説しました。

インプラント手術中は麻酔を使用するため、痛いとは感じません。麻酔が切れたあとは2〜5日間、痛みや腫れが生じます。

処方された痛み止めで対処できる程度の場合が多いです。遅くても2週間ほどで患部の腫れや炎症が落ち着き、痛みも改善されるでしょう。

インプラント治療後に痛みが続く場合は、感染症やインプラントのトラブルが原因として考えられます。2週間以上経過しても痛いと感じる場合は、歯科医院を受診しましょう。

インプラントを検討されている方は、千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。