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Blog Blog 前歯を失ったら!インプラントにする4つのメリットを解説!

こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

  • 前歯を失ったら!インプラントにする4つのメリットを解説!

「インプラントは見た目が良いと聞くけど、ほかの方法とどんな違いがあるんだろう?」「私の前歯はインプラント治療できるのかな?」など、疑問に思う方もいるでしょう。

歯を補う方法の一つに、インプラント治療があります。「前歯のインプラント治療は難しい」という声を聞いたことがあり、不安に思う方がいるかもしれません。

今回は、インプラント治療について解説します。前歯の治療は難しいと言われている理由や、インプラントを行うメリット・デメリットなどをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

前歯を失った場合の治療法とは?

 

前歯を失った際の歯を補う治療方法には、以下が挙げられます。

・インプラント
・入れ歯
・ブリッジ

一つひとつ詳しく解説していきます。

インプラント

インプラントは、顎の骨にインプラント体と呼ばれる金属を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療方法です。顎の骨にインプラント体がしっかりと固定されるので、天然の歯のような噛み心地を再現できます。

周りの歯を削ることなく、失った部分だけの治療で完結します。

しかし、審美(見た目をよくする)性が高い治療となるため、基本的に健康保険が適用されず、費用が高額になります。

入れ歯

入れ歯は、欠損した歯が1本の場合から複数本の場合まで対応できる治療方法です。インプラントやブリッジと大きく異なる点は、取り外しができる点です。

ブリッジのように周りの歯を大きく削ることはありませんが、バネをかけるために少し削るケースもあります。入れ歯は3つの治療方法の中でも、自分の歯で噛んでいる感覚を感じにくく、硬い食べ物などの咀嚼がしづらいといわれています。

ブリッジ

失った歯の両隣に歯が残っている場合、ブリッジでの治療を検討します。ブリッジとは、両隣の歯を土台にしてそこに橋をかけるように人工歯を被せる方法です。

ブリッジの被せ物を作るためには、両隣の健康な歯を削らなければいけません。大きく削られた歯はもろくなりやすく、噛んだ際に土台としてのダメージも加わるでしょう。

ブリッジを選択する際は、両隣の歯が土台として機能するかが重要です。被せ物は接着剤でしっかり固定するので、インプラントには劣るものの、自分の歯で噛んでいる感覚を得やすいです。

 

前歯のインプラント治療は難しいの?

 

インプラント治療は、基本的にどこの歯でも行うことができます。

しかし、奥歯に比べて前歯の治療は難しいといわれています。理由を確認しましょう。

・前歯部分の顎の骨は薄いから
・審美性が求められるから

それぞれ解説します。

前歯部分の顎の骨は薄いから

前歯のインプラント治療が難しい理由の一つとして、前歯部分の顎の骨が薄いことが挙げられます。インプラントは、インプラント体を顎の骨に埋めこんで歯の土台とする治療です。

前歯部分は顎の骨や歯茎が薄いため、インプラントを固定させるのが難しいのです。顎の骨が薄いとインプラント体を埋め込むことが難しく、歯茎が薄いと歯茎の中のインプラントが露出してしまうことがあります。

そのため、精密検査で骨の量や歯茎の厚さが足りないと判断された場合は、インプラント治療ができないこともあります。

審美性が求められるから

前歯は口の中で最も目立つ場所のため、高い技術が必要になります。歯の色や形を慎重に決めていく必要があるでしょう。

インプラントを埋め込む角度や、将来的に骨の量が少なくなることを計算しながら、治療を進めなければなりません。前歯のインプラント治療の難易度が高いことがわかるでしょう。

 

前歯をインプラントにする4つのメリット

 

前歯をインプラントにするメリットは、以下のとおりです。

・周りの歯を削らない
・見た目が良い
・天然の歯のように噛める
・長く使える可能性が高い

それぞれ解説します。

周りの歯を削らない

インプラントは、顎の骨に埋めるインプラント体を土台とするため、1本単位で治療が完結します。インプラント以外の治療方法である入れ歯やブリッジは、バネをかける場所を確保したり、人工歯の土台を作ったりするために両隣の歯を削ることがあります。

一度削った歯は脆くなり、細菌感染を起こしやすいです。インプラントは周りの歯に影響を与えないということが、メリットの一つとなるでしょう。

見た目が良い

インプラントの人工歯の部分には、セラミックと呼ばれる天然の歯のような透明感と光沢感のある素材を使用することが多いです。周りの歯と馴染みやすく、入れ歯のようなバネもないので、自然な見た目を実現できます。

天然の歯のように噛める

インプラント体は時間をかけて顎の骨と結合するので、インプラントを入れた歯は天然の歯のような噛み心地を再現できます。歯がグラグラしたり、強く噛むと浮いたような感じがする心配がほとんどなく、治療前と変わらず食事を楽しめる可能性が高いです。

長く使える可能性が高い

インプラントは、使い方によっては10年以上使用できることもあるほど、寿命が長いです。ブリッジの寿命は7〜8年程度、入れ歯は4〜5年程度といわれているため、ほかの治療方法に比べて長く使える可能性が高いです。

 

前歯をインプラントにする3つのデメリット

 

  • 前歯を失ったら!インプラントにする4つのメリットを解説!

前歯をインプラントにするデメリットは、以下のとおりです。

・基本的に健康保険が適用されない
・治療期間が長い
・外科手術が必要

それぞれ詳しく見ていきます。

基本的に健康保険が適用されない

インプラント治療には、基本的に健康保険が適用されません。ブリッジや入れ歯の場合は、使用する素材などによって一部保険適用外となるものの、保険適用のものを選ぶことも可能です。

保険が適用されるのは、生活に必要な口腔内の機能を取り戻すことを目的とした治療に限られています。インプラント治療は、噛む機能に加えて見た目を良くすることも治療目的に加わっているため、一部のケースを除き原則保険適用外となるのです。

そのため、経済的な負担が大きい治療といえます。インプラント1本にかかる費用は30万〜40万円程度と高額です。

治療期間が長い

インプラントは、ブリッジや入れ歯の治療と比べると治療期間が長いです。3ヶ月〜1年程度の期間が必要となることが多いです。

インプラント体と顎の骨の結合を待つ待機期間があったり、切開した歯茎の傷口が落ち着く期間を設けたりするためです。何度も通院する必要があるわけではありませんが、待機する時間が長いのです。

待機期間中は仮歯を装着してもらえますが「今すぐ歯がないところを補いたい」「長期間の治療に耐えられない」という人にはあまり向かないかもしれません。

外科手術が必要

インプラントは、インプラント体を埋めるための外科手術が必要です。麻酔も行うため、患者様によっては治療を受けられないこともあります。

 

前歯のインプラント治療中に歯がない期間はある?

 

  • 前歯を失ったら!インプラントにする4つのメリットを解説!

インプラント治療の治療期間は3ヶ月〜1年程度です。人工歯が入るまでの間は、歯がない期間となります。

だだし、待機期間中は仮歯をいれることが多いです。特に、前歯の場合は歯がないと見た目にも影響を与えることから、仮歯を製作して装着することが多いでしょう。

仮歯はあくまで一時的に使用するものです。治療中に何回か外したりつけたりすることもあるため、取り外しできるように接着するケースが多いです。

そのため、強く噛んだり、粘着性の高いガムなどを食べたりすると外れるかもしれないので注意してください。

 

前歯をインプラントにする場合にかかる費用

 

前歯をインプラントにする場合にかかる費用は1本30万〜40万円程度です。

ただし、インプラント治療は自費診療のため、歯科医院によって費用が異なります。実際の費用を知りたい方は、歯科医院に確認しましょう。

 

まとめ

 

  • 前歯を失ったら!インプラントにする4つのメリットを解説!

前歯をインプラントにするメリットは、周りの歯を削らないこと、見た目が良いこと、天然の歯のように噛めることなどが挙げられます。前歯は目立つ場所でもあるので、治療方法を慎重に検討したいと思う方が多いでしょう。

インプラント治療の良い面・悪い面の両方を理解したうえで、ご自身に合う治療方法を見つけてください。

前歯のインプラント治療を検討されている方は、千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。