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Blog Blog インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因と対処法を解説!

こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

  • インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因と対処法を解説!

インビザラインをネットで調べてみると「噛み合わせが悪くなった」などの情報を目にしたことがあるかもしれません。

しかし、インビザラインは、見た目だけでなく噛み合わせも整えられる治療法です。噛み合わせが悪くなることはありませんのでご安心ください。

この記事では、インビザライン治療中に噛み合わせが悪くなる原因と対処法を解説します。

 

理想の噛み合わせとは?

 

 

理想的な噛み合わせとは、以下のポイントに当てはまっている噛み合わせのことです。

・正中(歯の真ん中)が合っている

・上の歯が下の歯に2~3mm程度被さっている

・上の前歯が下の前歯よりも2~3mm程度前に出ている

・奥歯が均等に噛み合っている

理想的な噛み合わせの一般基準は、上記に当てはまる噛み合わせのことです。これらのポイントは、鏡を見てご自身で確認できるため、一度確認してみましょう。

噛み合わせが悪いと、以下のような不調が出ることがあります。

・歯に負担がかかる

・左右の顔貌にズレが起こる

・顎関節に負担がかかる

・肩こりや頭痛を引き起こしやすい

悪い噛み合わせのままでいると、食べ物が噛みづらくなり、片方の歯ばかりで噛んでしまうことがあります。左右の顔にズレが生じたり、特定の歯だけに負担がかかったりしやすいといえるでしょう。

また、特に強く当たる部分の歯や被せ物が、すり減ったり割れたりしやすくなり、歯がしみたり痛んだりする原因にもなるので注意が必要です。

さらに、噛み合わせが悪いと顎の関節に負担がかかりやすいため、顎関節症を引き起こしやすくなります。顎関節は、首や肩の筋肉につながっているため、頭痛や肩こり、めまいなど、歯だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼすこともあるのです。

噛み合わせが悪いことによって、お口の中だけでなく全身の不調にもつながるかもしれません。悪い噛み合わせのまま放っておかず、矯正治療によって理想的な歯並びに整えましょう。

 

 

インビザラインで噛み合わせが悪くなることがある?

  • インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因と対処法を解説!

インビザラインは、見た目のきれいさだけではなく、噛み合わせも整えられる矯正治療です。そのため、インビザラインを受けることで噛み合わせが悪くなってしまうことはありません。

インビザラインは、専用のソフトに歯型を取り込むことで、治療前から治療終了までにどのように歯が動くのかをシミュレーションで確認できます。その際、歯並びはもちろん、理想とする噛み合わせも確認してから治療を開始しますので、インビザラインを受けることで噛み合わせが悪くなることはありませんのでご安心ください。

 

 

インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因

 

インビザラインは、定められたマウスピースの装着時間を守り、正しくマウスピースを装着していれば、噛み合わせが悪くなってしまうことはありません。

しかし、インビザライン治療中、なんらかの原因で噛み合わせに違和感を覚えたり、悪くなったと感じたりすることがあります。ここからは、インビザラインの治療中に、噛み合わせが悪いと感じる原因を4つ解説します。

①治療中の歯の移動によるもの

インビザラインで歯を動かしている途中に、噛み合わせが悪いと感じることがあります。これは、インビザラインだけでなく矯正治療全般で起こるもので、理想的な噛み合わせになる途中に一時的に噛み合わせが悪くなってしまっているからです。

しかし、計画通りに治療がすすみ、理想的な位置まで歯が動くことで噛み合うようになりますのでご安心ください。

②間違ったマウスピースの装着方法によるもの

インビザラインの装着時間を守れていなかったり、装着方法を間違っていたりすると、噛み合わせに影響することがあります。

インビザラインでは、1日20~22時間以上マウスピースを装着しなければ、理想とする位置まで歯がうまく移動できません。そのため、1日の装着時間が極端に短い、マウスピースを装着し忘れているなどが続くと、歯がスムーズに動かないだけでなく、せっかく動いた歯が後戻りしてしまう原因にもなります。

また、マウスピースがしっかりはまっていないことも、噛み合わせに影響が出ることがあります。

インビザラインは、マウスピースを常時はめることで歯に圧力が加わり、歯を移動させられます。そのため、マウスピースを歯がぴったりフィットしていないと、歯がうまく動かなかったり、違う方向に動いてしまったりすることで、噛み合わせが悪くなったと感じることがあるでしょう。

③マウスピースの破損や変形によるもの

破損や変形しているマウスピースを使用していると、インビザラインの治療中に噛み合わせが悪くなったと感じることがあります。これは、マウスピースに不具合があることで、マウスピースがきっちり歯にフィットせず、スムーズに歯が移動しないため、噛み合わせに影響が出てしまうのです。

インビザラインは、基本的に食事や歯磨きの時にだけ、マウスピースを取り外すものです。ご自宅では問題なくても、外出先でマウスピースを外した時に、落としてしまったり変形してしまったりしやすいでしょう。

マウスピースはやわらかい素材のため、破損や変形がしやすいので注意が必要です。マウスピースを取り外した際は、必ずケースに入れて保管するようにしましょう。

④食いしばりや歯ぎしり癖によるもの

インビザラインで使用するマウスピースの厚さは1枚0.5mm程度と薄いですが、上下では1cm分、奥歯に圧力がかかります。そのため、もともと食いしばりや歯ぎしりがある方の場合、インビザライン治療中に噛み合わせに違和感を覚えることがあるかもしれません。

また、食いしばりや歯ぎしり癖があると、マウスピースに穴があいたりすり減ったりと、破損や変形がしやすい傾向にあります。破損や変形したマウスピースを使い続けることも、噛み合わせが悪くなる原因になるので注意が必要です。

 

 

インビザラインで噛み合わせの悪さを感じたときの対処法

  • インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因と対処法を解説!

インビザラインの治療中に噛み合わせが悪いままにしていると、正しく歯が動かず、うまく治療がすすまないかもしれません。ここでは、インビザラインの治療中に噛み合わせが悪さを感じたときの対処法を2つ解説します。

①まずは歯科医院を受診しましょう

インビザラインの治療中に噛み合わせの悪さを感じた場合、まずは担当の歯科医師に診てもらいましょう。

インビザライン治療中に噛み合わせが悪いと感じるのは、治療計画通りに歯が移動していないサインかもしれません。治療中の歯の移動に伴う噛み合わせの違和感なら、治療がうまくすすんでいる証拠なので安心してよいでしょう。

しかし、噛み合わせの違和感がマウスピースの破損や変形、食いしばりや歯ぎしりが原因の場合、早急に対処が必要です。マウスピースの破損や変形が原因の場合、マウスピースを作り直すことになるでしょう。

新しいマウスピースが出来上がるまでは、1つ前のマウスピースを使う必要があります。その分、治療期間が長くかかるので理解しておきましょう。

食いしばりや歯ぎしりが原因の場合、マウスピースの調整や、マウスピースの装着時間を短くすることによって改善することがあります。この場合は、歯科医師の指示通りにマウスピースを装着することが重要です。

②マウスピースの装着方法を見直しましょう

インビザライン治療中に噛み合わせが悪いと感じたら、マウスピースを正しく装着できているか見直しましょう。

マウスピースが奥まではまっていなかったりズレていたりすると、噛み合わせが悪くなることがあります。特に、新しいマウスピースをつけた直後は、マウスピースが入りづらいため注意が必要です。

インビザラインは、マウスピースが歯にぴったりフィットすることで、理想的な歯並びや噛み合わせに整えられます。そのため、新しいマウスピースをつけるときは、チューイーを使うのがおすすめです。

 

 

まとめ

  • インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因と対処法を解説!

インビザラインは、見た目のきれいさだけではなく、噛み合わせも整えられる矯正治療です。インビザラインで噛み合わせが悪くなってしまうことはありません。

ただし、マウスピースの装着方法を守っていなかったり、食いしばりや歯ぎしりをしたりしていることで、噛み合わせが悪くなることはあります。

インビザライン治療中に噛み合わせが悪いと感じた場合、まずは歯科医師に確認してもらいましょう。噛み合わせの違和感がマウスピースの破損や変形、食いしばりや歯ぎしりが原因なら、対処が必要になるでしょう。

インビザライン治療を検討されている方は、「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。