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Blog Blog ワイヤー矯正にはどのようなメリットがある?デメリットも解説!

こんにちは。千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」です。

  • ワイヤー矯正にはどのようなメリットがある?デメリットも解説!

近年、歯科矯正をする方が増えています。歯の健康は全身の健康に直結すると言われており、歯並びの問題は特に重要です。歯列矯正の中でも、ワイヤー矯正は古くからある一般的な矯正治療法として知られています。

どのような治療にも、良い面と悪い面があります。矯正方法を選ぶ際には、メリットとデメリットを把握する必要があるでしょう。

本記事では、ワイヤー矯正のメリットやデメリットについて解説いたします。歯列矯正の方法で迷っている方の参考になれば幸いです。

 

ワイヤー矯正とは?

 

ワイヤー矯正は、歯列矯正法の1つです。金属製のワイヤーとブラケットを用いて、歯に力を加えます。定期的に加える力や方向を調整して、歯を理想の位置にまで動かす方法です。

ワイヤー矯正では、まず歯の表面にブラケットと呼ばれる金属製の装置を接着します。装着したブラケットにワイヤーを通し、ワイヤーをきつく締めることで生じる力で歯を動かします。

1ヶ月に1回ワイヤーを調整して、加わる力や方向を変えることで、理想の歯列まで歯を動かすのです。

治療期間は、歯並びの状態や治療方法によって異なります。一般的には1年から3年程度です。

 

ワイヤー矯正の種類

 

  • ワイヤー矯正にはどのようなメリットがある?デメリットも解説!

ワイヤー矯正には、3つの種類があります。それぞれに特徴やメリット、デメリットがあるため、種類を選択する際には必ず知っておくべきでしょう。

以下、ワイヤー矯正の種類をご紹介します。

表側矯正

表側矯正は、最も一般的なワイヤー矯正です。歯の表側にワイヤーを取り付けて歯を動かす方法です。

金属やセラミックのブラケットを使用し、ワイヤーを固定します。直接歯に力を加えられるため、大きな歯の移動を伴う矯正も対応できます。最もオーソドックスな形であるため、費用も比較的安価である点も魅力の1つです。

しかし、表側矯正では金属素材が丸見えであるため、審美性が低いです。出来るだけ目立たずに矯正したい方は、別の方法を選択したほうがいいかもしれません。

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側にワイヤーを取り付けて歯を動かす方法です。見える部分に金属を固定しないため、目立たないことがメリットでしょう。見た目を気にされる方でも、安心して矯正可能です。

しかし、裏側矯正の場合、舌先にワイヤーが当たることで違和感や痛みを覚える方が多いです。発音に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。歯に加える力の制御が難しいため、治療期間が長くなりやすい点もデメリットです。

見た目を重視する方から選ばれる傾向がありますが、デメリットも把握する必要があります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正とは、上の歯は裏側に、下の歯は表側にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法です。裏側矯正と表側矯正の良いところを併せ持つ矯正方法として人気を集めています。

外から見えやすい上の歯は裏側矯正にすることで、見た目の悪さを最小限にできます。外から見えづらい下側の歯は表側矯正にすることで、費用を抑えながら行える方法と言えるでしょう。

目立ちにくさと治療効果のバランスが取れた矯正方法です。

 

ワイヤー矯正の4つのメリット

 

ワイヤー矯正は、歯科矯正の一般的な方法として知られています。昔からある方法ですが、今でも治療に使われているには理由があります。

ワイヤー矯正のメリットは、大きく分けて以下の4つです。

多くの症例に対応できる

ワイヤー矯正の最大のメリットは、軽度から重度まで様々な症例に対応できる点です。マウスピース矯正など、他の矯正では治せない歯並びの乱れも治療できます。

具体的な症例は、以下のとおりです。

・出っ歯
・受け口
・開咬
・過蓋咬合
・叢生
・正中離開

ワイヤー矯正は、他の矯正方法に比べて歯を動かす力が強いため、歯を大きく動かす治療にも効果的です。複数本の抜歯を必要とするような歯並びでも、スムーズに他の歯を空いたスペースに移動できるでしょう。

他の矯正方法は適応外だった人も、矯正を諦める必要はありません。一度ワイヤー矯正を検討してみましょう。

治療期間が短くなる

ワイヤー矯正は歯に加えられる力が強いため、同じ症例を治療する場合はマウスピース矯正よりも短期間で終わることが多いです。

また、定期的にワイヤーの調整のために受診するので、治療の進行状況を細かくチェックできます。問題があっても早期に対応できるので、安心して治療を進められるでしょう。

長年の実績がある

ワイヤー矯正は、長年にわたり歯科矯正治療の主流となっていた実績のある治療方法です。50年以上の歴史の中で多くの症例で成功を収めているため、安全性と効果はすでに証明されているでしょう。現在でも、ワイヤー矯正の技術は日々進化を遂げています。

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べると最近登場した矯正方法です。十分な治療実績や知識がないことから、思うように治療が進まないケースも少なくありません。

ワイヤー矯正に慣れている歯科医院は多いので、安心して治療を受けられるでしょう。

取り外しが不要

ワイヤー矯正は、一度装着すれば基本的に取り外す必要がないため、矯正治療の効果を維持しやすいです。

マウスピース矯正では食事や歯磨きのために取り外さなければならず、外している間は矯正力がかかりません。治療の効果は患者様の装着時間の管理に委ねられるのです。

矯正装置をつけ忘れる、紛失するなどのリスクを削減できることもワイヤー矯正の魅力の1つです。ワイヤー矯正は装着したまま日常生活を送ることができるため、生活スタイルを大きく変える必要がありません。

 

ワイヤー矯正の4つのデメリット

 

  • ワイヤー矯正にはどのようなメリットがある?デメリットも解説!

ワイヤー矯正にはメリットがありますが、当然デメリットもあります。具体的なデメリットは、以下の4つです。

見た目が目立つ

ワイヤー矯正の最大のデメリットとして、金属の矯正装置が目立って審美性が悪い点が挙げられます。金属のワイヤーとブラケットを歯に固定するため、口を開けた際に矯正装置が丸見えです。特に、表側矯正の場合はすべて表側に装着しているため目立ちます。

接客業の方や営業職の方など、ビジネスシーンで他人の目を気にしなければならない方には適していません。見た目が気になる方は、マウスピース矯正などの目立たない別の方法を選択しましょう。

ワイヤー矯正の場合でも、裏側矯正を選択すると目立ちにくくなります。

金属アレルギーの人は受けられない

ワイヤー矯正のブラケットやワイヤーは金属なので、金属アレルギーのある人は治療を受けられません。金属アレルギーは、時に重篤なアレルギー反応を引き起こします。すでに金属アレルギーが発症したことがある方は避けましょう。

金属アレルギーの人がワイヤー矯正を行う場合は、セラミック製のブラケットを使用するなどの対策が必要です。ご自身が金属アレルギーかわからずに不安な方は、事前にアレルギーテストを受けたほうがよいでしょう。

万が一、矯正中にアレルギー反応が出た場合は直ちに治療を中止しなければなりません。できるだけ早く歯科医師に相談してください。

痛みが強い

ワイヤー矯正は、他の矯正方法より強い痛みを感じやすいです。強い力で歯を動かしていることが起因しています。特に、矯正を始めて間もないころやワイヤーを調整した直後は、食事に支障が出るほどの痛みや違和感が生じます。

痛みは数日で落ち着きますが、通院のたびに痛むため嫌がる患者様も多いです。痛みに弱い方には向かないかもしれません。

歯磨きがしにくい

矯正装置が歯に装着されているため、歯磨きがしにくくなります。ワイヤーとブラケットが歯に固定されているため、歯ブラシが届きにくい部分が生まれるでしょう。ブラケットなどの細部に付着した汚れを落とすことも困難です。

歯磨きが行き届かないと、虫歯や歯周病のリスクが高くなるため注意しましょう。特に裏側矯正の場合、汚れが表から確認できないため磨き残しが生じやすいです。

定期的に歯科医院のクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病のリスクを低減できるでしょう。

 

まとめ

 

  • ワイヤー矯正にはどのようなメリットがある?デメリットも解説!

今回は、ワイヤー矯正のメリットとデメリットについて解説いたしました。ワイヤー矯正とは、ワイヤーとブラケットを使用した歯列矯正の方法です。古くからある一般的な方法として、多くの方が選択していました。

ワイヤー矯正は重度な歯並びの乱れも治療できるなどのメリットがある一方で、目立つ、金属アレルギーの人は受けられない、痛みが強いなどのデメリットもあります。ワイヤー矯正を検討している方は、メリットとデメリットをしっかりと把握しましょう。

ワイヤー矯正を検討されている方は、千葉県野田市にある歯医者「R歯科・矯正歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。